右足が沈む前に左足を
出したところで結果的に水に沈むだろがボケェ!
そもそも誰だこんな方法で水上移動可能とか言い出したアホは。
つーか普通に泳げよ。
某世界最大級の宗教の教祖か?
…まあ彼は右足が沈む前に左足を出せば水中に沈まないなんて
一言も言ってないので、この件では無罪だと思うわけだが。
右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさいとはいってたけど。
でも実際これやってみると分かるが、叩く側が叩きにくいぞ。
さておき、人間には不可能な移動方法であるが、南米に住む
バシリスクというトカゲにはこいつが可能である。
で、この程ハーバード大の研究チームが何故このトカゲが水面を
走ることが可能なのかの研究を行った結果、垂直に水を叩くことにより
体重を一割ほど上回る反発力を得ることで可能である、ということがわかって
http://www.pnas.org/
で発表したそうだ。PNASって。そこそこレベル高い論文誌じゃなかったか?
よくこんなジョークみたいなの載せたな。最高級に知的なバカ達だ。
(もっともPNASに載せるわけだからさらにそれ+αあるのはもちろんだが)
反発力を得た足でさらに水をかくことで推進力も得るという話なのだけど、
よくこんな行動が自然に修得できたというかなんというか。
人間の場合体重と足の面積、および水の反発力の関係からいって無理。
もっとも水上スキーみたいな速度が出せるなら可能だろうけど、
それって逆に言うと無理ってことだろ。足裏水上スキーしてる人いるけどな。
…普通には無理ならば、足の面積を広げたらどうだろうか?
つまり表面張力を元に必要な足のサイズを計算して、脚鰭をつければ…
あんまり広げすぎたら普通に浮きそうだけど。それじゃつまらん。
後、撥水性のある物質で作るのが大事だな。
しかもそれでいて軽量な、かつかなりの強度を持つものが。
短距離ランナーで軽量ならそれなりに可能かもしれない。
つまり、
1.バシリスクと同じ比率で水面からの反発力を得られる足鰭
2.なるべく体重は軽い短距離ランナー
3.あとはバシリスクの走りを元にトレーニング
ほぼ垂直に足を下ろし、下ろした足で水を掻く。そして足を戻す。
普通に走るより絶対大変だ。間違いなく。
これである程度は可能であるのではないかと。
足鰭を計算して作って来年の夏や…その前に体重減らさないと…
身体も鍛えないと…ていうか俺短距離より長距離得意なんだけど…
予想だが、ある程度の距離(数歩〜15m?)水面を移動することは
可能であると思われる。
それ以降は本人の体重やら体力次第。
ていうかこれどこでやるよ?
まあ静かな海でやるのもいいかもしれない。
その静かな海で何をやってるんだって話にも…あ…海の表面張力と
内水面のそれとはまた違うぞ。
淡水の表面張力が73dyneだから(1g
の液体を1cm引き離すのに必要な力)
体重にもよるが、ざっと計算して足鰭の面積を足の面積の5倍以上に
したら反発力込みで支えられるはずだと思う。水から抜けるか不安だが。
(正確な計算はいずれします)
後は体力の続く限り走るわけだが…そんなに長くは走れまい。
実はバシリスクも長距離走るわけじゃない。
で、走り終わったバシリスクはどうするかって?
決まってるじゃないか。泳ぐんだよ。
…最初から泳げといいたくなるかもしれないが、走ったほうが速いから
水上ダッシュするということらしい。
追伸:二人だと………………ッッ さすがに沈むな………………ッッ